膠原病 リウマチ 症状 検査 治療

リウマチ熱の初期症状および検査、治療

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膠原病とは?
よく間違えられますが、膠原病というのは一つの病気を指す言葉ではありません。
感染や腫瘍以外で、全身または多臓器に炎症を引き起こす病気の総称です。
現在、膠原病は結合組織疾患や自己免疫疾患、リウマチ性疾患であると考えられています。
結合組織疾患とは全身の構造を支える組織に起こる疾患のことです。
自己免疫疾患とは本来外敵を排除するための免疫系が、自己細胞を攻撃してしまうことで起こる疾患です。
リウマチ性疾患とは筋肉や骨、関節などに炎症を生じる疾患のことです。
これらは特定の臓器に症状が出ることはなく、原因の特定が非常に難しい疾患です。
代表的な膠原病には、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎、強皮症(全身性硬化症)、リウマチ熱などがあります。
上記6つの疾患は古典的膠原病と呼ばれています。
ほとんどの膠原病は比較的若い女性に発症することが知られています。

 

関節リウマチの症状
一般的に、日本ではリウマチというと関節リウマチのことを指します。
関節リウマチは30歳から40歳代の女性に多く発症します。
はじめは手足の指がこわばり、違和感を生じます。
起床時にこわばりやすいことから、「朝のこわばり」と言われています。

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症状が進行するにつれ、指の関節に痛みを生じます。
また関節リウマチは指の末端側から進行する傾向があります。
症状の進行につれて指が変形し、関節リウマチ特有の形状へ変形してしまいます。
こうした変形はスワンネック変形、ボタンホール変形と呼ばれています。

 

関節リウマチの原因
関節リウマチは自己免疫疾患の一つです。
全身の関節に非感染性の炎症が発生し、骨の破壊が起こります。
関節を含む滑膜の細胞が異常増殖し、免疫細胞が骨や軟骨の細胞を攻撃してしまうことが原因です。
なぜ関節リウマチを含む自己免疫疾患を発症してしまうのかは、今でもよくわかっていません。
ストレスや過労、喫煙や妊娠といった環境の変化により免疫系に異常が起きることが原因ではないかと言われています。

 

関節リウマチの治療
関節リウマチはQOLを大きく損なう疾患です。
しかし完治させる治療法はいまだに見つかっていません。
早期に発見し、病気の進行を抑えることが重要です。
具体的な治療には薬物治療とリハビリの併用が有効です。
抗リウマチ薬や免疫抑制剤、抗炎症薬、ステロイドの処方により病気の進行を食い止めることができます。
最近では関節の破壊を抑制する薬剤も開発され、関節の変形はかなり抑えられています。
また手足の関節のリハビリにより、関節の可動域を確保することも重要です。
適切な治療により関節リウマチの進行は食い止められ、QOLを損なうことなく生活することができます。

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