リウマチ 血液検査 mmp-3

関節リウマチの血液検査項目mmp-3とは?

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・mmp-3とは
関節リウマチの血液検査にはmmp-3という検査項目があります。
mmp-3は、「マトリックスメタプロテアーゼ-3」の略称です。
軟骨の周りは細胞外マトリックスという特殊な成分で満たされています。
細胞外マトリックスはプロテオグリカンやコラーゲンと言った物質の総称です。
この細胞外マトリックスが十分に存在することで、軟骨が守られて、関節の動きが保障されています。
mmp-3は、この軟骨付近に存在する細胞外マトリックスを分解する酵素です。
正常時のmmp-3は軟骨の代謝を進めるために非常に重要ですが、過剰に発現することで軟骨を障害してしまいます。
mmp-3はCRPやESR(赤血球沈降速度)と同じように、関節リウマチの重症度を表しています。
この値が大きくなるほど炎症が激しく、重症であると言えます。
また関節の腫れにも関係があり、値が大きくなるほど腫れが大きくなります。
・mmp-3の正常値は
mmp-3が正常値を超えた場合は関節リウマチの恐れが大きくなります。
正常値は男性で120ng/ml、女性で60ng/mlとされています。

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痛風などの関節疾患や多くの自己免疫疾患では数値は上昇しません。
しかし全身性エリテマトーデス、リウマチ性多発筋痛症などでは高い値を示すこともあります。
いずれにせよ正常値を超えた場合には詳細な検査が必要となります。
・早期発見に重要な項目です
関節リウマチは早期発見をすることで、重症化を避けることができます。
関節リウマチでは早期から、関節滑膜の増殖が起こるためmmp-3の値に反映されやすいです
したがって発症早期の関節リウマチでも、高い値を示すため重要な項目です。
また他の検査項目に比べると、リアルタイムでの関節の破壊を反映しやすいです。
そのため病状の把握に用いられることも多く、今後の症状の予測、治療方針の決定に非常に大きな役割を持っています。
・正確な診断には他の検査項目との併用が重要
mmp-3はその時の状態をストレートに表現してくれるため、病院では重宝しています。
しかし関節リウマチは複雑な条件が絡み合って発症する疾患です。
他の検査項目と同様に、mmp-3が陽性でも症状の出ない人、関節リウマチ患者でもmmp-3が陰性の人もいます。
様々な検査項目と組合せ、状況に応じて使い分けることが関節リウマチの治療の上で重要になります。
正確な検査や症状の予測のためにも、冷静に検査結果を分析しましょう。

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