膠原病 血液検査 数値

膠原病を診断する血液検査の数値について

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膠原病の疑いがある場合には、専門の医療機関でいくつかの検査をする必要があります。
検査項目は血液検査が基本となっています。
また、この他に画像診断や生検なども行われるようになります。
しかしこれらの検査に関しては、医療機関によって多少異なる場合があります。?
膠原病の血液検査では様々な項目について調べる必要があります。
そのため、できれば最初から専門医の元で正しい診断を受けた方が良いと言われています。
膠原病の血液検査には、いくつかの項目があります。
一つ目は炎症反応・血球成分の異常の有無です。
この項目では、体内での炎症の有無を赤沈(赤血球の沈降速度)などで調べたり、CRP(C反応性たんぱく)の血中の有無、さらに血液内の各要素の濃度を調べます。

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二つ目は自己抗体の有無です。
この項目では、?代表的な自己抗体である「抗核抗体」「リウマトイ因子」の血中数値を調べます。
その結果により膠原病の有無を判定することができます。
「抗核抗体」は、多くの膠原病患者で陽性になると言われています。
全身性エリテマトーデスで95%、混合性結合組織病で100%、強皮症で80〜90%、シェーングレン症候群で70〜90%、多発性筋炎および皮膚筋炎で50〜80%、自己免疫性肝疾患で30〜80%の割合で陽性になるとされています。
三つ目は血清生化学検査です。
この項目では、血清中の血清補体価を調べます。
この数値が低い場合には全身性エリテマトーデスの可能性があります。
全身性エリテマトーデスでは腎臓のダメージを受けることが多く、腎機能も低下している場合があります。
これは尿素窒素の量や血清クレアチニンの量で病状の進行具合を調べることができます。
また、膠原病によって筋肉が破壊されることによって血中に放出される筋原性酵素などの数値も診断項目の一つになります。
もちろん、膠原病の治療方針は血液検査以外にも様々な検査によって決定されますが、血液検査は非常に重要な診断項目となっています。
血液検査で異常なしと診断された場合でも、画像診断や生検で疑いがありと診断される場合もあります。
そのため、総合的な判断で異常なしと言われるまでは安心できません。

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