リウマチ熱 初期 症状 検査 治療

リウマチ熱の初期症状と検査や治療

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・リウマチ熱とは
リウマチ熱は溶連菌感染症などによる風邪や扁桃腺炎の治療が不十分だった場合に、2〜3週間後に発症する疾患です。
5〜15歳ほどの幼少期に発症しやすく、突然の高熱と関節痛を伴うことの多い疾患です。
名前にリウマチとついていますが、関節リウマチとは全く異なった疾患です。
・リウマチ熱の初期症状
特徴として溶連菌感染症の後、2〜3週間ほどで発症することです。
子供が風邪をひいた場合は、完治するまでしっかり治療することが大切だと言えます。
初期症状としては突然の高熱が挙げられます。
また高熱の後には約7割が関節痛、約半数が心炎を発症します。
関節痛は1日ごとに痛む部位が変わることから、移動性関節炎と呼ばれています。
移動性関節炎では昨日痛んだ関節は翌日には無痛になります。
翌日からは他の関節が痛み始めることから見分ける目安となります。
心炎に関しては、初期症状はほとんど感じません。
しかし進行するにつれて、むくみやだるさを感じ始めます。
また皮膚に赤い斑点が見られたり、皮膚にしこりを感じ始めます。
心炎は重度になると、心臓の弁に障害を残してしまう恐れもあります。

発熱がおさまると、まれに手足が勝手に動き出す患者もいます。
これは不随意運動と呼ばれています。
緊張時には不随意運動が激しく、睡眠時には収まります。

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・リウマチ熱の検査
リウマチ熱の血液検査では、白血球数の増加、赤血球沈降係数の増加、CRPの増加などが見られます。
しかしこれらの血液検査項目はリウマチ熱に特異的なものではありません。
関節リウマチの検査項目とも被っていることから、関節リウマチと間違えやすいです。
また心炎を引き起こすことから、心電図や心エコーによる検査も行います。
診断の際には、まず溶連菌に感染していたかどうかを検査します。
溶連菌に対する抗体が増加しているか、喉に溶連菌が付着していないかを検査します。
さらにリウマチ熱の症状に当てはまるかで判断します。
主な症状に、心炎、多関節炎、舞踏病、関節痛、発熱などがあります。
・リウマチ熱の治療
治療は原因となる溶連菌を除去から始まります。
溶連菌に対しペニシリン(抗生物質)を投与します。
発熱、関節炎のみの場合はペニシリンのみの処方です。
心炎や舞踏病を発症している場合は、ステロイドを併用して治療します。
一度リウマチ熱を発症すると、その後溶連菌感染症にかかりやすくなります。
溶連菌に感染すると約3割でリウマチ熱を発症することから注意が必要です。

そのためリウマチ熱の再発予防のため、抗生物質を予防内服することもあります。

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