リウマチ 初期症状 ばね指

関節リウマチの初期症状:ばね指

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・ばね指とは
指を曲げるための筋肉の力を伝える、腱という組織があります。
手を握ったり、指を曲げたりする筋肉は前腕についています。
その前腕の筋肉の力を骨に伝えてくれるのが腱です。
腱は筋肉と骨をつないでいるので、このままでは浮き上がってしまいます。
浮き上がらないように腱を押さえつけてくれるのが、靭帯性腱鞘です。
靭帯性腱鞘は指の各部についていますが、力のかかりやすい構造です。
この部分の腱や靭帯性腱鞘が炎症を起こすことで、腱鞘炎となります。
腱鞘炎は、痛みや腫れを引き起こします。
さらに腱鞘炎が進行することで、関節の動きに引っかかりを生じてきます。
この引っかかりにより指の曲げ伸ばしができなくなることがばね現象です。
このような症状がばね指と呼ばれています。
・関節リウマチの初期症状のばね指
関節リウマチは関節各所に炎症を生じることから、ばね指を発症することがあります。
関節に炎症が起こることで、腱鞘炎と同様に腱の動きが悪くなってしまいます。
ばね指の症状を感じた場合は関節リウマチに注意しましょう。

また関節リウマチ初期症状として現れるばね指は、全身に現れやすいことが特徴です。

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腱鞘炎は関節を酷使することで生じますが、関節リウマチは自己免疫疾患による炎症です。
そのためあまり使わない関節でもばね指の症状が出ることがあります。
また関節リウマチは左右対称の炎症が特徴ですので、右手にばね指の症状が出たら、左手にも同様に出ることがあります。
あまり動かしていない関節にばね指の症状が出た場合には、関節リウマチの初期症状の疑いが強くなります。
・ばね指の治療
ばね指の治療は炎症を抑えることが目的になります。
炎症がおさまることにより、腱と靭帯性腱鞘の動きが良くなることで関節の動きが回復します。
また炎症が取れれば痛みや腫れも引きます。
まずは安静にすることが重要です。
また炎症がひどい場合には固定やステロイド注射などが用いられます。
ステロイドは非常に有効で、長期にわたり症状を抑えることができます。
再発が多い場合には切開手術を行うことがあります。
しかし切開は腱鞘のわずか一部のため、ごく小さな傷で手術を終えることができます。
これらの治療は関節リウマチの場合にはあまり効果が出ないことがあります。
ばね指の発症が長期になった場合は、関節リウマチの検査も並行して受診しましょう。

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